パナソニックの食器洗い乾燥機「NP-TZ300」と「NP-TH4」の違いをご紹介します。
両モデルはどちらも大容量でしっかり洗える基本性能を備えていますが、実際に使うときの快適さや便利さに差があります。
主な違いは5つです。
- ナノイーX送風の有無
- 操作方法(タッチ操作か物理ボタンか)
- 汚れレベルの段階数
- 短時間洗い「スピーディ」コースの有無
- 価格帯と位置づけ
どちらも容量や水量、基本的な洗浄力は同じで、
どちらを選んでも食器洗いは十分にカバーできますが、
快適装備や清潔さを重視するならNP-TZ300、時短やコスパを求めるならNP-TH4がおすすめです。
このあと、それぞれの違いをさらに詳しくご紹介していきます。

NP-TZ300とNP-TH4の主な違い
NP-TZ300とNP-TH4の違いを比べてみると、基本性能は同じですが、使い勝手や快適性に関わる部分で差があります。
2つの商品の主な違いは5つでした。
- ナノイーX送風の有無
- 操作方法(タッチ操作か物理ボタンか)
- 汚れレベルの段階数
- 短時間洗い「スピーディ」コースの有無
- 価格帯と位置づけ
比較表にまとめると以下の通りです。
項目 | NP-TZ300 | NP-TH4 |
---|---|---|
ナノイーX送風 | 搭載(庫内の菌・ニオイ抑制) | なし |
操作方法 | タッチパネル | 物理ボタン |
ドア | 自動オープン | 手動 |
汚れレベル設定 | 5段階 | 3段階 |
スピーディコース | なし | あり(約30分) |
乾燥のみ | 60分/90分 | 30分/45分/60分 |
運転音(50/60Hz) | 約36/38dB | 約37/39dB |
標準使用水量 | 約11L | 約11L |
容量 | 約40点(5人分) | 約40点(5人分) |
カラー展開 | ホワイト/シルバー | ホワイト/ベージュ |
価格帯 | 上位モデル | 実用モデル |
ナノイーX送風の有無
NP-TZ300には庫内の除菌やニオイ抑制に役立つナノイーX送風が搭載されています。
長期間使っても庫内が清潔に保ちやすく、口コミでも「開けたときのイヤな臭いが少ない」と好評です。
清潔さを重視する人にとっては、日々の安心感が大きな魅力となります。
操作方法とドアの違い
NP-TZ300はタッチパネルで操作でき、自動でドアが開く仕組みになっています。
スタイリッシュで直感的に使える点が支持されています。
一方、NP-TH4は物理ボタンで手動開閉のため、シンプルでわかりやすい操作感を好む人に向いています。
汚れレベルとスピーディコース
NP-TZ300は汚れ具合を5段階で細かく設定でき、食器の状態に合わせた洗浄が可能です。
NP-TH4は3段階ですが、代わりに30分で洗えるスピーディコースがあり、短時間で済ませたいときに便利です。
口コミでも「仕事から帰ってすぐ使える」といった時短評価が目立ちます。
乾燥時間の違い
乾燥のみ運転では、NP-TZ300は60分または90分を選べます。
しっかり乾燥させたい人には安心です。
NP-TH4は30・45・60分の中から選べ、軽く乾燥させたい場合や電気代を抑えたいときに便利です。
カラーと価格
NP-TZ300はホワイトとシルバーの上位感あるカラー、NP-TH4はホワイトと落ち着いたベージュを展開しています。
価格はNP-TZ300の方が高めですが、快適装備を考えると納得という声も多いです。
NP-TH4は必要な機能を押さえつつコストを抑えたい人に選ばれています。

NP-TZ300とNP-TH4の共通点は?
NP-TZ300とNP-TH4は、どちらもパナソニックの据え置き型食器洗い乾燥機で、基本性能は同等です。
容量や洗浄力など「洗うこと」に関しては同じレベルのため、安心して選べます。
良い共通点は次のとおりです。
- 約40点(5人分)の大容量
- 標準使用水量は約11Lで節水性能が高い
- 高温水流でしっかり除菌できる「ストリーム除菌洗浄」搭載
- 最終すすぎを約80℃にできる「高温すすぎ」あり
- ボトルホルダー付きでタンブラーや水筒も洗える
大容量でまとめ洗いができる
両モデルとも約5人分の食器を一度に洗える大容量です。
忙しい毎日の後片付けもまとめて入れられるので、シンクがすっきりして気持ちよく過ごせます。
来客があった日も安心です。
節水で家計にやさしい
標準使用水量は約11Lと手洗いより圧倒的に少なく済みます。
水道代の節約につながるうえ、すすぎまで自動で完了するので手荒れの心配も減ります。
節約と快適さを同時に実現できます。
除菌洗浄で安心
「ストリーム除菌洗浄」により、高温水流で食器を清潔に保てます。
油汚れやベタつきもすっきり落とし、菌の繁殖を防ぐので、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
高温すすぎ対応
どちらのモデルも最終すすぎを約80℃にできるため、より強力に除菌できます。
清潔さを重視する人にうれしい機能です。口コミでも「グラスがピカピカになる」と好評です。
ボトルホルダー付き
両機種ともボトルホルダーが付属しており、タンブラーや水筒の奥までしっかり洗えます。
日常使いのボトル洗いが簡単になり、衛生的に使い続けられます。
どちらを選んでも「まとめ洗いできる」「節水できる」「除菌力が高い」という安心感が得られるのが大きな魅力です。
毎日の家事負担を減らしつつ、清潔で快適な暮らしを支えてくれます。

NP-TH4はこんな人におすすめ
NP-TH4は、必要な機能をしっかり押さえつつ、価格を抑えたい人に向いています。
シンプルで実用性重視のモデルなので、こんな方にぴったりです。
- コスパを重視したい方(洗浄力や容量は上位機と同等なのに価格が安い)
- 短時間で済ませたい方(スピーディコースで約30分の洗浄が可能)
- 操作はシンプルが好きな方(物理ボタン式で直感的に使いやすい)
- カラーを選びたい方(落ち着いたサンディベージュが選べる)
- 庫内の清潔管理は自分で工夫できる方(ナノイーXなしでも十分に使える)
- 省スペースに置きたい方(サイズは上位機と同じで設置しやすい)
まとめると、NP-TH4は「短時間洗浄」と「価格の手頃さ」が魅力。
余計な機能よりもコスパと時短を重視する人にとって、実用的で満足度の高い選択肢です。

NP-TZ300をおすすめする人
NP-TZ300は、最新機能で快適に使いたい方や清潔さを重視する方にぴったりです。
上位モデルならではの装備があるので、次のような人におすすめできます。
- 庫内の清潔さを保ちたい方(ナノイーX送風で除菌・ニオイ抑制ができる)
- 操作性にこだわりたい方(タッチパネル式でスッキリしたデザイン、自動ドアオープンでラクに使える)
- 汚れ具合を細かく調整したい方(5段階設定で食器の状態に合わせやすい)
- しっかり乾燥させたい方(乾燥時間を60分と90分から選べる)
- 運転音が気になる方(TH4よりわずかに静音設計)
- シルバーなどスタイリッシュなカラーを選びたい方
まとめると、NP-TZ300は「快適さ」と「清潔さ」を追求したい人におすすめです。
毎日の食器洗いをただの家事ではなく、ストレスのない時間に変えてくれる頼れる一台といえます。
NP-TZ300とNP-TH4の違いを比較まとめ
ここまでNP-TZ300とNP-TH4の違いを整理してきました。
両モデルは基本性能が同じで、洗浄力や容量に差はありません。
違いは使い勝手や快適性に関わる部分に絞られています。
主な違いは以下の通りです。
- NP-TZ300はナノイーX送風で庫内を清潔に保てる
- NP-TZ300はタッチ操作&自動ドア、NP-TH4は物理ボタン&手動ドア
- NP-TZ300は汚れレベル5段階、NP-TH4は3段階+スピーディコースあり
- NP-TZ300は乾燥時間60/90分、NP-TH4は30/45/60分
- カラー展開や価格帯が異なる
つまり、快適性や清潔さを追求するならNP-TZ300、コスパや短時間洗浄を重視するならNP-TH4がおすすめです。
どちらを選んでも、
約40点の食器をまとめ洗いできる大容量、約11Lの節水性能、高温除菌洗浄などは共通しているため、
家事の時短と衛生面で大きなメリットを得られます。
最終的には、「ナノイーXの安心感」か「スピーディの時短」か、自分の暮らしに合った方を選べば満足度が高いでしょう。
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