iRobotのロボット掃除機「ルンバ 980(2015年発売の上位モデル)」と「ルンバ j7(AIで障害物回避が強い世代)」の違いを、買い替えで迷っている人向けにわかりやすくまとめます。
先に結論を言うと、主な違いは5つだけです。
- 障害物回避の賢さ(コードや靴下、ペットの排せつ物まで避けやすいのはj7)
- 部屋指定や「ここは入らないで」の設定(Keep Out Zonesなどの使い勝手はj7が得意)
- ゴミ捨ての手間(j7+なら本体のゴミを自動で回収して約60日ぶん溜められる)
- 運転時間(980は最大120分、j7は最大75分が目安)
- 賢い提案やアプリ体験(iRobot OSで“暮らしに合わせた掃除”を組みやすいのはj7)
清掃の基本(吸い込みの強さやゴム製ブラシで毛が絡みにくい系の設計)はどちらも優秀ですが、ラクさが伸びるのはj7、広めを長めに回しやすいのは980です。
どっちが良いか迷ったら、散らかりがち・ペットやコードが多い家はj7(できればj7+)、価格重視で“掃除力が強い型落ち”を狙うなら980が選びやすいです。
ここから違いをもう少し具体的に、生活シーンに沿って整理していきます。
iRobot ルンバ 980とルンバ j7の違いを比較
ルンバ 980とルンバ j7は、どちらもアプリ対応のロボット掃除機ですが、「賢さの方向性」と「使い勝手」がけっこう違います。
主な違いは 5つ でした。
- 発売世代(980は2015年頃/j7は2022年)
- 障害物回避(j7はコードや靴下、ペットの排泄物を避けやすい)
- マップの使い方(j7は部屋ごとの掃除や進入させない場所を作りやすい)
- ゴミ捨ての手間(j7+なら自動ゴミ収集で約60日分)
- 連続運転とカーペット強化(980は最長約2時間&カーペットで吸引強化)
比較表にするとこんな感じです。
| 比較ポイント | ルンバ 980 | ルンバ j7 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2015年頃 | 2022年2月 |
| ナビゲーション | 上面カメラ+センサーで家全体を効率走行 | 前面カメラで障害物を見分けて回避 |
| 障害物回避(コード等) | 物に当たりながら回るのが基本 | コード・靴下・排泄物などを認識して避けやすい |
| エリア指定・進入させない設定 | 物理バーチャルウォール中心 | アプリで進入させない場所を作りやすい |
| 自動ゴミ収集 | なし | j7はなし(j7+はあり) |
| 連続運転 | 最大約120分 | 最大約75分 |
| カーペット対応 | カーペットで吸引を強める機能あり | 障害物回避やペット向けが強み |
| 本体サイズ/重さ | 直径約35cm・高さ約9.1cm・約4kg | 直径約33.9cm・高さ約8.7cm・約3.4kg |
※寸法・稼働時間などの基本仕様(980:最大約2時間、j7:最大75分、サイズ/重さ)は各販売情報・仕様記載に基づきます。
発売世代(980は2015年頃/j7は2022年2月)
いちばん大きいのは「世代の差」です。
980は2015年頃の上位機で、当時は“賢く走って家全体をきれいにする”のが売りでした。
j7は2022年のモデルで、賢さの方向が「散らかった床でも止まらない」に寄っています。
口コミでも、j7は「片付けが完璧じゃなくても掃除が回るのが助かる」という声が目立ちます。
逆に980は古いぶん、中古ではバッテリーや充電台まわりのトラブルが話題に上がることがあります。
安く買える可能性はありますが、当たり外れも出やすいので、ここは覚悟ポイントです。
障害物回避(j7はコードや靴下、ペットの排泄物を避けやすい)
j7の強みは、前面カメラで床の障害物を見分けて避けるところです。
コードや靴下、ペットの排泄物などを識別して回避しやすい、という位置づけで、発表でも大きく押されています。
実際、紹介記事でも「靴下やコードを認識して避けた」といった流れが書かれていて、散らかりがちな家庭ほどラクになります。
980は“ぶつからない”よりも“効率よく走る”タイプなので、床に物が多いと引っかかって止まるリスクは上がります。
片付けの手間を減らしたい人ほど、ここはj7が刺さりやすいです。
マップの使い方(j7は部屋ごと・進入させない場所を作りやすい)
j7はマップを前提に、「この部屋だけ」「ここは入らないで」を作りやすいのが魅力です。
進入させない場所(Keep-Out Zones)という考え方自体が公式サポートにもあり、マップ運用と相性がいいです。
口コミ的にも、「キッチン下だけ」「ペットのトイレ周りは避ける」みたいな使い方ができると、掃除のストレスが減ります。
一方980は、カメラとセンサーで家全体をナビしてくれるのが強みで、家全体の床をくまなく掃除する思想です。
細かい“立ち入り制限”は、付属のデュアルバーチャルウォールで物理的に区切るのが基本になります。
ゴミ捨ての手間(j7+なら自動ゴミ収集で約60日分)
毎日のラクさで差が出るのがゴミ捨てです。
j7は本体のダストボックスを捨てる方式ですが、j7+ を選ぶと、クリーンベースに自動で吸い上げて袋にためられて、目安として約60日分まで触らずに済む、と案内されています。
「忙しくてゴミ捨てを忘れがち」「ホコリに触れたくない」人ほど、j7+の快適さは大きいです。
逆に980は自動ゴミ収集がないので、こまめなゴミ捨てが前提になります(中古で買うなら、ここは割り切りどころ)。
連続運転とカーペット強化(980は最長約2時間&カーペットで吸引強化)
広めの家や、しっかり掃除させたい人はここが重要です。
980は最大約2時間の稼働がうたわれていて、バッテリーが減ると充電してから続きをやる流れも前提に作られています。
さらに980は、カーペットを検知して吸引を強める「カーペットブースト」が追加されたモデルとして紹介されています。
j7は稼働時間が最大75分なので、家が広いと途中で充電に戻る回数が増えがちです(仕様として900/i/j系は少なくとも75分という目安もあります)。
「カーペット多め・一気に掃除したい」なら980寄り、「床に物が多い・止まらず回ってほしい」ならj7寄り、という選び方がしやすいです。
の共通点は?
ルンバ 980とルンバ j7の共通している良いところは、どちらも「掃除を自動化して、床をきれいな状態に保ちやすい」点です。
- Wi-Fiとアプリで起動・停止・スケジュール設定ができる
- 充電が減ると充電に戻り、終わっていなければ続きから再開できる
- ブラシやフィルターなど消耗品を交換しながら長く使える
- 家具の下や壁ぎわまで入り込み、手作業の“取りこぼし”を減らしやすい
アプリで「掃除を回す日常」が作れる
どちらもスマホで「出かける前に1回」「寝る前にサッと」みたいな予定を組めるので、掃除を“気合いイベント”から“生活の一部”に変えられます。
結果として、床のホコリや髪の毛が溜まりにくくなって、素足で歩いたときの不快感が減ります。
充電→再開で、放っておいても終わりやすい
途中で電池が減っても自分で戻って充電し、状況に合わせて掃除を続けられるので、「結局、途中で止まってた…」が起きにくいです。
家が少し広めでも、手を取られる回数が減ってラクになります。
手入れの基本が似ていて、使い続けやすい
ダストボックスのゴミ捨て、ブラシに絡んだ毛の除去、フィルター交換など、日常の手入れはどちらも大きくは変わりません。
なので「まずはロボット掃除機のある暮らしを軌道に乗せたい」人にとって、どちらを選んでも“床が勝手に整う快適さ”はしっかり味わえます。
ルンバ j7はこんな人におすすめ
- 床に物が多くなりがち(コード・靴下・子どものおもちゃが散らかっても、止まりにくい方向性なので気がラクです)
- ペットがいる(排せつ物など“うっかり事故”のリスクを減らしたい人に向きます)
- 「ここは入らないで」を作りたい(ペットのトイレ周り、玄関、配線だらけの机の下などを避けやすいです)
- 部屋ごとに掃除を分けたい(リビングだけ、寝室だけ…と、必要なところだけ回しやすいです)
- ゴミ捨てが面倒・ホコリに触れたくない(本体だけでなく、できればj7+を選ぶとゴミ捨て頻度が激減します)
- 最新寄りのアプリ体験でラクしたい(暮らしに合わせた掃除の組み立てがしやすいタイプです)
まとめると、ルンバ j7は「片付けが完璧じゃなくても掃除を回したい」「止まらずに賢く避けてほしい」人に向いた選択肢です。
特に忙しい家庭ほど、掃除前の準備ストレスが減って、使う頻度が上がりやすいです。
ルンバ 980をおすすめする人
- 価格を抑えてルンバを導入したい人(型落ちなので中古中心で安く見つかることがあります)
- 床はわりと片付いている家(コードや小物が少なく、引っかかりにくい環境なら動かしやすいです)
- 広めの家を一気に回したい人(連続運転が長めで、まとめて掃除させたい人に向きます)
- カーペットやラグが多い人(カーペットを検知して吸引を強める系の仕組みが刺さりやすいです)
- アプリの細かい機能より“掃除力と走り”重視の人(家全体を効率よく走って、床をきれいにする思想が合います)
- 消耗品交換やバッテリー劣化も含めて割り切れる人(中古は当たり外れがあるので、ここを理解して選べる人向けです)
同じポイントで比べると、j7は「散らかっていても止まりにくい・避けるのが得意」、980は「安く手に入りやすい・長めに回して掃除量を稼ぎやすい」です。
まとめると、ルンバ 980は「床は整っているから、コスパ良く掃除を自動化したい」「型落ちでも気にしないので、しっかり回ってくれればOK」という人に向いた選択肢です。
ルンバ 980とルンバ j7の違いを比較まとめ
「ルンバ 980」と「ルンバ j7」の違いを比較しました。
2つの商品の違いは、主にこの5つです。
- 障害物回避の賢さ(散らかりやすい家ほどj7がラク)
- 部屋指定・進入させない設定のしやすさ(j7はアプリで運用しやすい)
- ゴミ捨ての手間(j7+なら自動ゴミ収集で手間がかなり減る)
- 連続運転時間(広めを長めに回しやすいのは980)
- 購入のしやすさ・価格(980は中古中心で安いことが多く、j7は新品入手しやすい)
この違い以外の「掃除を自動化して床をきれいに保つ」という基本の価値は共通なので、最後は生活スタイルで選ぶのがいちばん早いです。
- 散らかりがち・コードが多い・ペットがいるなら、止まりにくい方向性のルンバ j7(できればj7+)が選びやすいです。掃除前の“片付けストレス”が減るので、結果的に稼働回数が増えて床がきれいな日が続きやすくなります。
- 価格重視で、床は比較的片付いているなら、型落ちでも掃除力が頼れるルンバ 980が合います。中古で状態の良い個体に当たれば、コスパはかなり良いです。
どちらも良いところがあるので、最終チェックは「床に物が出やすいか」「ゴミ捨ての手間を減らしたいか」「中古の当たり外れを許容できるか」の3点で考えると、納得して決めやすいです。

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