パナソニックのビルトイン食洗機「NP-45MS8S」と「NP-45MS9S」の違いをご紹介します。
どちらも幅45cmのミドルタイプ(ドアパネル型)で使い勝手が近いので、買い替えのときに迷いやすい組み合わせです。
主な違いは5つだけです。
- 除菌のしくみ(ストリーム除菌洗浄/バイオパワー)
- コース内容(低温コースの有無など)
- 庫内の高さ感(入る食器のサイズ感が変わることがある)
- ドアパネルの選べる色数(別売パネル)
- 価格帯(在庫状況で差が出やすい)
基本の洗浄力や省エネ(エコナビ)などの土台はどちらも優秀ですが、衛生面を分かりやすく重視するならNP-45MS9Sのほうが安心感があります。
どっちが良いか悩んだら、
- 除菌や新しさ重視ならNP-45MS9S
- 価格を抑えて、近い使い方をしたいならNP-45MS8S
と検討すると良いですよ。
ここから、違いをもう少し具体的にほどいていきます。
パナソニック食洗機NP-45MS8SとNP-45MS9Sの違いを比較
結論から言うと、NP-45MS9Sは「除菌のしかた」と「庫内の使い勝手」が新しくなった後継モデルで、NP-45MS8Sは同クラスの使い方をしつつ価格を抑えやすい旧モデルです。
NP-45MS8SとNP-45MS9Sの主な違いは、5つでした。
- 除菌の方式(バイオパワー除菌/ストリーム除菌洗浄)
- 低温・省エネ系コースの名称と中身(節電/低温)
- 庫内の“高さ感”(入る食器が変わることがある)
- 別売ドアパネルの色数(4色/3色)
- 価格帯と入手性(販売終了の在庫品/現行品)
比較表にするとこんな感じです。
| 項目 | NP-45MS8S | NP-45MS9S |
|---|---|---|
| 位置づけ | 旧モデル(販売終了) | 後継モデル(現行) |
| 発売 | 2017年12月1日 | 2021年4月15日 |
| 除菌の方式 | バイオパワー除菌(専用洗剤の力を引き出すプレ洗浄システム) | ストリーム除菌洗浄(洗い・すすぎで高温高圧水流) |
| 洗浄コース数 | 6コース | 6コース |
| コース内訳 | 節電/標準/強力/スピーディ/予約/乾燥 | 低温/標準/強力/スピーディ/予約/乾燥 |
| 本体サイズ(目安) | 幅44.8×奥行62.7×高さ45cm | 幅44.8×奥行62.5×高さ45cm |
| 据付条件(目安) | 奥行65cm以上/高さ80〜90cm | 奥行65cm以上/高さ80〜90cm |
| 容量 | 40点(約5人分) | 40点(約5人分) |
| 標準使用水量(目安) | 約9L(エコナビ時 約7.5L) | 約9L(エコナビ時 約7.5L) |
| 庫内容積 | 40L | 40L |
| 主要機能 | 3Dプラネットアーム/ムービングラックプラス/エコナビ | 3Dプラネットアーム/ムービングラックプラス/エコナビ(※標準・予約のみ表記) |
| 別売ドアパネル色数 | 4色 | 3色 |
| 価格帯の目安(工事費込み例) | 取扱終了のため“在庫次第”(参考:工事費込み例あり) | 現行で選びやすい(参考:工事費込み例あり) |
| 注意点 | 在庫・保証条件は販売店で差が出やすい | 旧モデルから交換すると「入る食器」が変わることがある |
除菌の方式が違う(バイオパワー除菌/ストリーム除菌洗浄)
一番わかりやすい違いは、除菌の考え方です。
NP-45MS8Sは「バイオパワー除菌」で、洗剤の力を引き出すためのプレ洗浄の仕組みとして説明されています。
一方NP-45MS9Sは「ストリーム除菌洗浄」で、乾燥だけの運転を除き、洗い・すすぎの工程で50℃以上の高温・高圧水流を当てて除菌できる、という位置づけです。
衛生面を優先したい人にとっては、「乾燥コース以外、どのコースでも除菌に寄せられる」ほうが迷いが減るのが嬉しいポイントですね。
例えば、油汚れの多い日は強力コース、軽い日はスピーディ、みたいに使い分けても「除菌の土台は同じ方向」に寄せやすいからです。
逆に、除菌という言葉より「とにかく汚れ落ち」を重視する人は、MS8Sのバイオパワーの考え方でも十分満足しやすいです(ミドルタイプで人気の高い後継関係として案内されています)。
低温・省エネ系のコースが違う(節電/低温)
コース構成も、地味に迷いどころです。NP-45MS8Sは「節電」コースがあり、油汚れが少ないときや、熱に弱い食器のときに使う説明になっています。
NP-45MS9Sは「低温」コースがあり、耐熱温度が高くない食器を洗うときに使う説明です。
体感としては「名前が違うだけ」に見えやすいのですが、迷ったときの選びやすさが変わります。
例えば、“電気代を抑えたい”が先に立つ人は「節電」という言葉があるMS8Sのほうが押しやすいですし、“食器の耐熱が心配”が先の人は「低温」のほうが直感的です。
どちらも6コースで基本の流れは近いので、毎日使うほど「ボタンを押すまでの迷い」が小さくなる方を選ぶのが、結局ラクです。
庫内の“高さ感”が変わることがある
ここ、買ってから「えっ…」となりやすいポイントです。
取扱店の案内では、パナソニックのミドルタイプはモデルによって庫内の有効高さが変わり、最新モデルは旧モデルより浅くなった(差は約1.5cm)という注意書きがあります。
実際の口コミでも、「まな板が入らなかった」「26cmサイズのフタやお皿が入らない」「庫内センターの洗浄部があってセットしづらい」など、“洗えるはずのつもりだった物”が入らない・入れ方に慣れが必要、という声が出ています。
逆に「容量が小さくなったけど、よく使う小皿がたくさん入るようになった」「洗浄力が上がった」という声もあります。
なので、どっちを選ぶにしても、いま家でよく使う“大きめ枠”を3つ測っておくことをおすすめします。
⇒例:一番大きい丸皿の直径、背の高いコップの高さ、まな板(または大きいフタ)の縦横。
これだけで「毎日つまづく未来」をかなり避けられます。
別売ドアパネルの色数が違う(4色/3色)
地味にテンションに効くのが、前面の見た目。キッチンは面積が大きいので、色が合うと満足度が上がりやすいです。
NP-45MS8Sは別売の専用ドアパネルが4色から選べる案内で、NP-45MS9Sは3色から選べる案内になっています。
「うちは見た目こだわらないし…」と思っていても、いざ交換するとシルバーの“なじみ具合”が家によって違います。
口コミでも「パネルの色を心配していたけど周囲と同化して満足」という声があり、ここは意外と効きます。
もし色にこだわりたいなら、パネルの選択肢が多いMS8S(在庫があれば)は強みになりやすいです。
価格帯と入手性が違う(販売終了の在庫品/現行品)
最後は現実の話です。NP-45MS8Sは販売終了品として扱われていて、基本的には在庫限りになりやすいです。
その分、タイミングが合うと価格メリットが出ることがありますが、逆に「欲しい時に同条件で買える」とは限りません。
NP-45MS9Sは現行で流通があるので、見積り・工事日程・保証の組み方まで含めて話が早いのがメリットです。
そして、食洗機って本体よりも「工事費込みの総額」で差が縮むことも多いです。
価格だけで決めるなら、本体の数万円差より“毎日ストレスなく入るか”を優先したほうが、長い目では満足しやすいです。
NP-45MS8SとNP-45MS9Sの共通点は?
どちらも「幅45cmのミドルタイプで、毎日の食器洗いを時短できる」のがいちばんの共通点です。
- 40点(約5人分)をまとめ洗いできる容量
- 3D水流で全体を洗いやすい洗浄設計
- 上カゴが動かせて入れ方を調整しやすい
- 予約・強力・スピーディ・乾燥など、普段使いのコースがそろっている
- エコ系の制御でムダを抑えやすい
40点(約5人分)をまとめ洗いできる容量
家族の食器が一気に片づくので、「シンクに山ができるストレス」が減ります。
夕食後にキッチンをリセットしやすくなり、翌朝のスタートもラクになります。
3D水流で洗いムラを減らしやすい
上からも下からも水流が当たりやすいタイプなので、入れ方を少し工夫するだけで汚れ落ちが安定しやすいです。
「手洗いの予洗いが減る=家事の手間が減る」につながります。
上カゴ調整で、食器の入れ替えがしやすい
背の低い皿を増やしたい日、コップを多めに入れたい日など、パズルみたいな入れ方の悩みが減ります。
結果として「入らないから回す回数が増える」問題を避けやすいです。
普段使いコースが似ていて、買い替えても迷いにくい
標準・強力・スピーディ・予約・乾燥がそろっているので、買い替え後も操作感が大きく変わりにくいです。
いつもの家事リズムを崩さず導入できるのは、地味だけど大きな安心材料です。
NP-45MS9Sはこんな人におすすめ
NP-45MS9Sがおすすめなのは、衛生面の安心感と「迷わず使えるラクさ」を重視したい人です。
- 除菌をしっかり意識して使いたい人(洗い方の方向性がハッキリしていて、毎日の安心感につながります)
- 軽い汚れの日も、食器の耐熱が気になる日も、コース選びで迷いたくない人(低温系のコースがあると判断が早いです)
- 買ってから長く使う前提で、現行モデルの安心感がほしい人(入手しやすく、交換や修理の相談もしやすいです)
- 毎日回すから、時短だけじゃなく“気持ちの余裕”もほしい人(洗い終わりのスッキリ感が積み重なると、家事の負担が軽くなります)
- 価格差より、後悔しにくい選び方をしたい人(あとから「こっちにしておけば…」を減らしやすいです)
まとめると、NP-45MS9Sは「衛生面も使いやすさも、無難に強いほうがいい」と感じる人に向いたモデルです。
NP-45MS8Sをおすすめする人
NP-45MS8Sがおすすめなのは、使い方が近いモデルで十分と感じつつ、価格を抑えて満足したい人です。
NP-45MS9Sで挙げたポイントと同じ軸で比べると、選びやすくなります。
- 除菌という言葉より「汚れが落ちればOK」派の人(普段の洗浄でしっかり落ちるなら十分という考え方に合います)
- コース選びはシンプルでいい人(節電コースが合う・押しやすいと感じるなら相性が良いです)
- 少しでも総額を抑えたい人(工事費込みで考えると、本体の差が効くことがあります)
- 型落ちでも気にしない人(性能が大きく変わらないなら、安いほうがいいタイプ)
- キッチンの見た目も合わせたい人(ドアパネル色の選択肢が多いほうが助かる場合があります)
- “いまの食器の入り方”を変えたくない人(後継機で庫内の高さ感が変わるのが不安なら、旧モデルのほうが安心になることがあります)
まとめると、NP-45MS8Sは「必要十分でいいから、コスパ重視で賢く選びたい」という人に向いたモデルです。
NP-45MS8SとNP-45MS9Sの違いを比較まとめ
「NP-45MS8S」と「NP-45MS9S」の違いを比較しました。
2つの主な違いは5つです。
- 除菌の方式が違う(バイオパワー除菌/ストリーム除菌洗浄)
- 低温・省エネ系コースの呼び方と中身が違う(節電/低温)
- 庫内の高さ感が変わることがある(入る食器が変わる可能性)
- 別売ドアパネルの色数が違う(MS8Sのほうが選べる幅が広い場合あり)
- 価格帯と入手性が違う(MS8Sは在庫次第/MS9Sは現行で選びやすい)
この違いだけで、容量クラスや基本の使い方はかなり近いので、「どっちを選んでも大外れしにくい」組み合わせです。
衛生面の安心感や現行モデルの手堅さで選ぶならNP-45MS9Sが向いています。毎日使うほど「迷わず押せる」「気持ちよく終われる」メリットが効いてきます。
一方で、価格を抑えてコスパ重視で選ぶならNP-45MS8Sが合います。型落ちでも気にしない人なら、総額を抑えつつ満足しやすいです。
最終的には、今の家でよく使う大きめの皿・背の高いコップ・まな板(または大きいフタ)が無理なく入るかを基準にすると、買ってからのストレスが減りますよ。


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