パナソニックのIHクッキングヒーター「KZ-AN36S」と「KZ-A1T6S」の違いをご紹介します。
結論から言うと、主な違いは3つだけです。
- 発売時期と販売状況(現行か、販売終了か)
- 総消費電力の切替段階(4000Wまで落とせるか)
- グリルの手動“弱”火力の違い
どちらも60cmの3口IHで基本の使い勝手はかなり近いのですが、安心して買いやすいのは新しめのKZ-A1T6S、電気容量が不安で消費電力を抑えたいならKZ-AN36Sが有利です。
どっちが良いかで言うと、迷ったら買い条件が安定しやすいKZ-A1T6Sが選びやすいです。
ここから、2機種がどう違うのかをわかりやすく整理していきます。
パナソニックIHクッキングヒーターKZ-AN36SとKZ-A1T6Sの違いを比較
結論から言うと、KZ-A1T6SはKZ-AN36Sと同じAシリーズ60cmのため、買い替え候補として比較されることが多いモデルです。
基本の使い勝手は近いまま、「買いやすさ」と「細かい仕様」が少し変わっています。
主な違いは3つだけでした。
- 発売時期・販売状況(KZ-AN36Sは販売終了、KZ-A1T6Sは現行)
- 総消費電力の切替段階(KZ-AN36Sは5800/4800/4000W、KZ-A1T6Sは5800/4800W)
- グリルの手動“弱”火力(1020W相当 ↔ 950W相当)
比較表にするとこんな感じです。
| 比較ポイント | KZ-AN36S | KZ-A1T6S |
|---|---|---|
| シリーズ/タイプ | Aシリーズ A3タイプ | Aシリーズ T6タイプ |
| 発売時期 | シリーズ発売:2021/9/21 | 発売日:2024年9月 |
| 販売状況 | 販売終了 | 現行(KZ-AN36Sが旧品番として案内) |
| 総消費電力(切替) | 5800/4800/4000W | 5800W(4800W切替) |
| グリル手動火力(上下) | 弱1020W相当〜強1470W相当(上ヒーター900W相当あり) | 弱950W相当/中1230W相当/強1470W相当 |
KZ-A1T6Sは現行で「買いやすさ」が強い
結局ここがいちばん現実的な差になりやすいです。
KZ-AN36Sは販売終了のため、見つけたとしても在庫限り・ショップ限定・中古混在になりやすく、価格も状態もバラつきます。
一方KZ-A1T6Sは現行で、工事込み見積りや延長保証の選択肢も揃いやすいです。
ビルトインIHは「本体価格」だけでなく、既存機器の撤去、配線、場合によってはブレーカー周りまで話が広がるので、見積りがスムーズ=導入のストレスが減るのは大きいです。
急ぎで交換したい人、長く安心して使いたい人ほど、こういう“買いやすさ”が効いてきます。
KZ-AN36Sは4000Wまで落とせる(契約アンペアが気になる人向け)
IHは便利ですが、電気容量がギリギリの家だと「電子レンジ+IH+湯沸かし」みたいな重なりでブレーカーが気になってきます。
KZ-AN36Sは総消費電力が5800/4800/4000Wで切り替えられるのが特徴です。
IHは単相200Vで、機種の消費電力は5.8kWです。専用回路(30A)が前提なので、ブレーカーが不安な家は「4.8kW(KZ-AN36Sは4.0kWも)」へ切り替えられるかを見ておくと安心です。
「うちは電気の契約を上げたくない」「家の配線事情が不安」という人には、この“4000Wまで落とせる余裕”が刺さることがあります。
逆に、電気容量に余裕がある家なら、ここはそこまで気にしなくてもOKです。
グリルの手動“弱”火力が少しだけ違う(繊細な焼き加減の好み)
両方ともグリルが強いAシリーズですが、細かい差として「手動の弱火」が違います。
KZ-AN36Sは上下ヒーター弱が1020W相当、KZ-A1T6S側(同系統の最新資料の値)では弱が950W相当になっています。
数字だけ見ると小さく見えますが、グリルで“弱めでじっくり”をよく使う人だと体感が出ることがあります。
たとえば、パンの温め直しや、焦げやすい味噌だれ系、表面だけ色を付けたいときなどです。
反対に「だいたい自動メニュー中心」「強火でパッと焼くことが多い」なら、ここはほぼ気にしなくていい差です。
価格・保証・工事条件の差が、最終的な満足度を決めやすい
この2台は最大火力や口数など“料理の土台”はかなり近いです。
だからこそ、最後は買い条件で満足度が決まりやすいです。
たとえば、工事込みで「処分費込みか」「追加部材が出るケースか」「延長保証の扱い」「ポイント還元」などで、トータルが数万円単位で動くこともあります。
現行のKZ-A1T6Sは選べる購入先が多く、条件比較がしやすいのが強みです。
逆にKZ-AN36Sは販売終了なので、価格が魅力でも「保証が薄い」「状態が読めない」リスクが乗りやすいです。
結果として、少し高くても条件が整った方が、あとでモヤモヤしにくい選び方になります。
KZ-AN36SとKZ-A1T6Sの共通点は?
一言でいうと、どちらも「毎日の料理がラクになるAシリーズの3口IH」で、基本性能はかなり近いです。
- 天板幅60cmで交換しやすい(サイズ感が近く、買い替えの候補にしやすい)
- 3口IH+グリルで調理の幅が広い(同時調理しやすい)
- 鉄・ステンレス対応で鍋を選びにくい
- 最大火力やグリルの“強さ”は同じクラス(パワー面で不満が出にくい)
- 外形寸法が近く、入れ替えイメージがつきやすい
天板60cmで、買い替えのハードルが低い
この2機種はどちらも天板が60cmで、サイズ感が近いです。
ビルトインIHは「性能」以前に、寸法が合わないと話にならないので、ここが同じなのは安心ポイントです。
今が同じ幅なら、キッチン全体の見た目も大きく変えずに、スッと入れ替えしやすいです。
3口IH+グリルで、いつもの料理が回りやすい
2口だと「みそ汁を温めながら、炒め物して、もう1品…」が詰まりがちですが、3口あると流れが止まりにくいです。
朝と夜の時短に効くのはここで、料理が“作業”になりやすい日でも、段取りが組みやすくなります。
グリルもあるので、焼き魚や肉料理を任せてコンロを空けられるのも地味に助かります。
鍋を選びにくく、いつもの道具をそのまま使いやすい
鉄・ステンレスに対応しているので、「鍋が使えない問題」が起きにくいのは共通の強みです。
買い替えのたびに鍋を総入れ替えするのは本当にしんどいので、普段の鍋やフライパンをそのまま使える可能性が高いのは、生活コスト的にも気持ち的にもラクです。
パワー面は同格で、火力不足のストレスが出にくい
両方とも最大火力が同じクラスなので、「湯が沸くのが遅い」「強火が弱い」みたいな不満は出にくいです。
料理って、ここが弱いと毎日じわじわストレスになるんですよね。パワーがあると、炒め物もテンポよく進むし、忙しいときほど助かります。
この共通点があるので、どちらを選んでも「料理の基本の快適さ」はしっかり手に入ります。
迷うポイントは、性能というより買い条件(在庫・保証・工事込み総額)と、電気容量に合わせた切替の好みになってきます。
KZ-A1T6Sはこんな人におすすめ
- 新品でちゃんと保証を付けて、安心して長く使いたい人(現行モデルは新品流通が安定しやすく、延長保証や工事込みの条件も選びやすいです)
- 工事込みでまとめてサクッと交換したい人(見積もりや対応店が見つけやすく、手配ストレスが減ります)
- 中古や在庫限りの“当たり外れ”が苦手な人(価格が安くても状態や付属条件でモヤモヤしたくない人向け)
- 電気容量はそこまでギリギリではなく、まずは無難に選びたい人(基本性能が近いので、買いやすさ優先が合理的です)
- 総額で損したくない人(本体価格だけでなく、処分費・部材・保証・ポイントまで含めて比較しやすいです)
まとめると、KZ-A1T6Sは「性能が大きく変わるから」ではなく、買いやすさと安心感で失敗を減らせるタイプです。
IHは一度付けたら長く使うものなので、少しでも不安があるなら、現行のKZ-A1T6Sを選ぶ方が気持ちよく決めやすいです。
KZ-AN36Sをおすすめする人
- 電気容量が不安で、総消費電力を4000Wまで落としたい人(KZ-A1T6Sより切替の幅が広いのが魅力です)
- できるだけ安く手に入れたい人(在庫限り・条件しだいでお得に買える可能性があります)
- 型落ちでも気にしない人(基本性能が近ければ十分、と割り切れる人向けです)
- 購入先の保証や状態を自分でしっかり見極められる人(新品か中古か、保証の有無、工事条件の確認が苦にならない人)
- “現行の買いやすさ”より、条件が合えばコスパを取りにいきたい人
- グリルの手動弱火を少し強め寄りで使いたい人(弱火の数値が高め側なので、好みによっては合います)
まとめると、KZ-AN36Sは「古いからダメ」ではなく、電気容量の事情(4000W切替)と、条件が合ったときの価格メリットを狙える人向けです。
逆に、在庫や保証で悩みたくないなら、現行のKZ-A1T6Sの方がラクに決められます。
KZ-AN36SとKZ-A1T6Sの違いを比較まとめ
KZ-AN36SとKZ-A1T6Sの違いを比較しました。結論として、料理の基本性能はかなり近いので、最後は「電気容量の都合」と「買い条件」で決めるのがいちばん後悔しにくいです。
2つの主な違いは次のとおりです。
- 販売状況:KZ-AN36Sは販売終了で在庫・中古混在になりやすい/KZ-A1T6Sは現行で新品流通が安定しやすい
- 総消費電力の切替:KZ-AN36Sは5800/4800/4000Wまで落とせる/KZ-A1T6Sは5800W(4800W切替)
- グリル手動“弱”火力:弱火の数値が少し違う(繊細な焼き加減を気にする人だけ影響しやすい)
- 総額のブレ:KZ-AN36Sは購入先で保証・工事条件・状態がブレやすい/KZ-A1T6Sは条件比較がしやすい
選び方を一言でまとめると、安心して普通に買い替えるならKZ-A1T6Sが向いています。
工事込みの手配や延長保証まで含めて整えやすく、失敗パターン(保証が弱い、追加費用が読めない、状態に当たり外れがある)を避けやすいからです。
一方で、電気容量がギリギリで4000W切替が必要だったり、在庫や条件を自分で見極めるのが苦にならず「ハマれば安く買える」方に寄せたいなら、KZ-AN36Sも選択肢になります。
最後にチェックしてほしいのは、本体価格だけではなく、工事費・処分費・追加部材・保証・ポイント還元まで含めた“総額”です。
ここを揃えて比べると、自分にとってどっちが得かがスパッと見えてきます。


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