ダイキンの加湿空気清浄機「ACKB70Y」と「MCK70Y」の違いをご紹介します。
ACKB70YとMCK70Yの主な違いは4つです。
- ACKB70YはUVC(深紫外線)LEDを搭載しており、フィルターを自動除菌できる
- ウイルス抑制スピードがACKB70Yは約30分、MCK70Yは約2.5時間
- ACKB70Yは医療・介護・オフィスなど業務用途向けに訴求、MCK70Yは家庭用モデル
- ACKB70Yは価格帯が高め、MCK70Yは一般的な価格帯
どちらも空気清浄31畳、加湿700ml/h、スマホ連携などの性能は同じですが、ACKB70Yの方が除菌力が強化されています。
家庭で使うならMCK70Yで十分ですが、より衛生環境を重視する施設や職場ではACKB70Yが安心です。
このあと、それぞれの違いをさらに詳しく比較してご紹介します。


ダイキン空気清浄機ACKB70YとMCK70Yの主な違いは?
ACKB70YとMCK70Yの違いを調べてみると、主な差は除菌機能と想定用途にありました。
主な違いは4つです。
- ACKB70YはUVC(深紫外線)LEDを搭載
- フィルター除菌スピードが異なる(ACKB70Yは約30分、MCK70Yは約2.5時間)
- ACKB70Yは施設やオフィス向け、MCK70Yは家庭向け
- ACKB70Yの価格は高め、MCK70Yは一般的な価格帯
比較表にすると以下のようになります。
機能・仕様 | ACKB70Y | MCK70Y |
---|---|---|
空気清浄適用床面積 | 31畳 | 31畳 |
加湿量 | 最大700ml/h | 最大700ml/h |
フィルター除菌 | UVC(深紫外線)LEDあり | なし(ストリーマのみ) |
ウイルス抑制速度 | 約30分で99%以上 | 約2.5時間で99%以上 |
想定用途 | 医療・介護・オフィスなど | 一般家庭 |
スマホ連携 | 対応 | 対応 |
価格帯 | 高い(20万円前後) | 中価格帯(7~8万円前後) |
1. UVC(深紫外線)LEDの有無
ACKB70YにはUVC(深紫外線265nm)LEDが搭載されており、HEPAフィルターに付着した菌やウイルスを自動的に除菌します。
一方MCK70Yにはこの機能がなく、ダイキン独自のストリーマ分解のみで対応します。
衛生面をさらに強化したい施設やオフィスなどではACKB70Yの安心感が大きな魅力です。
2. フィルター除菌スピード
試験条件下では、ACKB70Yは約30分でフィルター上のウイルスを99%以上抑制できるのに対し、MCK70Yは約2.5時間かかります。
どちらも最終的には同等の抑制効果を発揮しますが、スピードの差が用途選びの決め手になります。
短時間で多数の人が出入りする空間では、ACKB70Yがより安心です。
3. 想定される用途
ACKB70Yは「医療機関・介護施設・オフィス」など人の出入りが多い場所を意識して設計されたモデルです。
対してMCK70Yは「家庭用モデル」として位置づけられており、リビングや寝室など日常生活の中でバランスよく使える仕様になっています。
4. 価格帯の違い
ACKB70Yは高価格帯モデルで、発売当初は20万円前後という設定でした。
最新の衛生機能を求める分、投資的な購入になります。
一方MCK70Yは7〜8万円前後と手に取りやすい価格で、家庭用として選びやすいモデルです。
ACKB70Yは「衛生強化型」、MCK70Yは「家庭向けバランス型」と言える構成です。
どちらも基本の空気清浄力や加湿性能は同じなので、利用環境や予算に合わせて選ぶのがベストです。


ACKB70YとMCK70Yの共通点は?
ACKB70YとMCK70Yには、大きな違いがある一方で、共通している良いポイントも多くあります。
- 適用床面積31畳、加湿量700ml/hで広い部屋でも使える
- ダイキン独自のツインストリーマ搭載で強力分解
- スマホアプリ対応で遠隔操作が可能
- 2WAY給水(上から注ぐ+タンク)で手間が少ない
- 花粉モードやのど・はだ運転など便利なコース搭載
どちらも「強力な空気清浄と加湿機能を一台にまとめたモデル」で、基本性能の安心感は変わりません。
広い部屋でも十分な清浄力
どちらのモデルも31畳まで対応しているので、リビングやオフィスなど広い空間でも一台でしっかり清浄できます。
家族の集まる場所や来客が多い部屋でも、快適な空気をキープできます。
ツインストリーマ搭載で強力分解
両機種ともにダイキン独自のストリーマ技術を搭載。
花粉やPM2.5、ニオイなどを分解してくれるため、季節を問わず安心して使えます。
家庭での花粉対策や料理後のニオイ対策にも心強い味方です。
スマホ連携で便利な操作
「Daikin Smart APP」に対応しているので、外出先から電源を入れたり、運転状況をチェックできます。
忙しい毎日でも手軽に管理でき、家に帰ったときからきれいな空気を楽しめます。
使いやすい給水方式
上から注ぐか、タンクで持ち運ぶか選べる「どっちも給水」に対応。
水を入れる手間が減り、こまめに使いやすい仕様です。
家事や育児で忙しい人でも続けやすいのが魅力です。
快適に使える便利モード
花粉モードやのど・はだ運転など、季節や体調に合わせた運転モードが用意されています。
乾燥する冬場や花粉シーズンでも快適に過ごせるのは大きな安心ポイントです。
ACKB70YとMCK70Yは、違いこそあっても基本性能はどちらも充実しています。
どちらを選んでも「強力な空気清浄+しっかり加湿」という安心感を得られるので、選ぶ際には衛生面をより重視するか、コストや家庭向けのバランスを優先するかで決めるのがおすすめです。


MCK70Yはこんな人におすすめ
- 家庭で使う標準的な空気清浄機を探している方
- 高すぎない価格でコスパを重視したい方
- 加湿700ml/hのしっかりした加湿力が欲しい方
- 花粉やPM2.5など季節性のアレルゲン対策をしたい方
- スマホアプリで手軽に操作したい方
- 音の静かさや省エネ性も気にする方
MCK70Yは家庭用にちょうどよいバランスのモデルです。
基本性能はACKB70Yと変わらず、価格も抑えめなのでコストパフォーマンスに優れています。
家族の健康を守りつつ、普段使いで十分な性能を求める方にはMCK70Yが最適です。

ACKB70Yはこんな人におすすめ
- 家庭よりも病院・クリニック・介護施設・オフィスなど、人が集まる場所で安心して使いたい方
- フィルターに付着した菌やウイルスをより早く抑制したい方
- 衛生面を最優先に考えていて、価格よりも機能を重視する方
- 「最新技術を搭載した上位モデル」を選びたい方
- 長時間人が滞在する環境で、安心感をプラスしたい方
- 高価格帯でも投資する価値があると感じる方
ACKB70YはUVC(深紫外線)LEDによる除菌機能が大きな魅力です。
MCK70Yと同じ加湿・清浄性能を持ちながら、衛生強化が必要な環境にしっかり対応できるのが特徴。
特に人が多く出入りする場所や、健康面をより重視するご家庭・施設にはACKB70Yがぴったりです。

ACKB70YとMCK70Yの違いを比較まとめ
「ACKB70Y」と「MCK70Y」の違いを整理すると、ポイントは以下の通りです。
- ACKB70YはUVC(深紫外線)LED搭載でフィルターを自動除菌
- ウイルス抑制スピードがACKB70Yは約30分、MCK70Yは約2.5時間
- ACKB70Yは業務・医療・介護施設向け、MCK70Yは家庭向け
- 価格はACKB70Yが高め、MCK70Yは一般的で手に取りやすい
どちらも空気清浄31畳、加湿700ml/h、スマホ操作、ストリーマ搭載などの基本性能は同じなので、日常的な使い方であればMCK70Yで十分満足できます。
一方で、人が多く集まる環境や衛生面を徹底したい場所ではACKB70Yが安心感を与えてくれます。
価格を抑えて家庭で使うならMCK70Y、衛生管理を重視するならACKB70Y。
どちらを選んでもダイキンらしい強力な空気清浄と加湿性能を体感できるので、自分の利用シーンに合わせて選ぶのがベストです。

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