iRobotの「ルンバ j9」と「ルンバ j10」の違いを、買う前にスッキリ整理します。
結論から言うと、主な違いは4つだけです。
- モップのお手入れ自動化(j10はモップパッドの洗浄・乾燥までステーションが対応/j9は基本的に自分で手入れ)
- 給水まわりのラクさと頻度(j9は「最大30日間給水不要」とされる/j10は給水に加えて廃水タンク管理が発生しやすい)
- ステーションの構成(j10は給水タンクと廃水タンクを備えたAutoWash系/j9は給水に強い設計が売り)
- 新しさ・価格帯の出方(新モデルほど高くなりがちで、型落ち側はセールや在庫状況で差が出やすい)
どちらも「吸引+水拭き」をまとめて任せられるのは同じですが、より手入れまで放置したいならj10、補充の手間をできるだけ減らしてコスパも狙うならj9が向きやすいです。
迷ったら、モップを洗うのが本当に嫌ならj10/そこは許容できて価格も重視ならj9が結論です。
ここから、違いをひとつずつわかりやすく詳しく紹介していきます。
iRobot ルンバ j9とルンバ j10の違いを比較
結論から言うと、いわゆる「ルンバ j9」はルンバ コンボ j9+、「ルンバ j10」はルンバ コンボ 10 Max(AutoWash充電ステーション)として比較されることが多く、いちばん大きい差は“床拭きの後始末がどこまで自動か”です。
この2つを比べると、主な違いは5つありました。
- モップパッドの自動洗浄・乾燥(10 Maxは対応/j9+は自分でお手入れが必要)
- 廃水タンクの有無(10 Maxは廃水も回収/j9+は給水タンク中心)
- 汚れ検知の進化(j9+はDirt Detective搭載/10 Maxは汚れ検知が強化とされる)
- ステーションの設置性・作りの方向性(j9+は“サイドテーブルっぽい”意匠が強め)
- 発売時期と価格帯(10 Maxのほうが新しめで高めになりやすい)
比較表にするとこんな感じです。
| 比較ポイント | ルンバ コンボ j9+(j9) | ルンバ コンボ 10 Max(j10) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2023年9月22日 | 2024年8月30日 |
| 廃水タンク | なし(廃水回収の記載なし) | あり(2.5L) |
| モップパッド洗浄・乾燥 | なし(パッドは自分でお手入れ) | あり(洗浄+乾燥) |
| ステーション自己洗浄 | 記載なし | あり(ステーション自体も洗浄される設計) |
| 汚れ検知 | Dirt Detective 搭載 | 汚れ検知が強化(従来比で検知能力が上がる説明あり) |
| デザインの方向性 | 木目調プレートで家具に馴染ませる意匠 | 前面からタンク/紙パックにアクセスしやすい設計など |
モップパッドの自動洗浄・乾燥の有無(ここが一番大きい差)
10 Maxは、掃除が終わったあとにモップパッドをステーションで洗って、乾かすところまでやってくれるのが売りです。
家事の体感でいうと「床拭き=最後にモップを洗う」が面倒な人ほど刺さります。
実際、レビュー系の検証でも「モップの自動洗浄・乾燥が付いている」点は評価されています。
一方のj9+は、自動給水やゴミ収集は強いのですが、水拭き後のモップは都度お手入れが必要という整理になります(手洗い、または洗濯機での手入れが必要という紹介もあります)。
「毎回そこまでやるなら、結局“拭き掃除ボタン”を押さなくなるかも…」というタイプだと、10 Maxのほうが続きやすいです。
廃水タンクがあるかどうか(“拭いた汚れの行き先”が違う)
10 Maxは、きれいな水(3L)だけでなく、拭き掃除で出た汚れを受ける廃水タンク(2.5L)を持つ構成です。
さらにステーション側の洗浄まで含めた仕組みが説明されていて、床拭きの“後始末”をまとめて自動化する方向です。
j9+は、クリーンベースに3Lの給水タンクがあり、掃除中に必要な分を自動で補充できるのが強みです。
ただ、廃水タンクの記載がなく、パッド洗浄も自動ではないので、「汚れた水やパッドの扱いは人が面倒を見る」前提になりやすいです。
mybestのレビューでも、j9+は高級機でも“完全放置”にはならない趣旨が書かれています。
汚れ検知(重点清掃)の伸びしろ(“同じ掃除でもムラが減る”方向)
j9+は、清掃履歴などから「どこを優先して掃除するか」を自動で判断するDirt Detectiveが搭載されています。
なので、普段から“汚れやすい場所が決まっている家”ほど、手動で指示しなくても寄せていけるのが便利です。
10 Maxは、さらに汚れ検知能力が従来比で最大8倍など、汚れの見つけ方そのものを強化する説明があります。
「キッチン周りの粉」「玄関の砂」「ペット周り」みたいに、落ち方がバラバラな汚れが混在する家庭だと、ここが効いて“やり直し掃除”が減りやすいです。
実際のレビューでも、部屋全体の掃除能力は高い一方、水拭きは強すぎるわけではない、といった現実的なコメントもあります。
ステーションの使い勝手と置きやすさ(“毎日触る場所”だから地味に差が出る)
j9+は、木目調プレートでインテリアに溶け込ませるデザインで、天板を小物置きとして使える、といった作り込みが特徴です。
「リビングに置く前提で、できれば家電っぽさを消したい」人にはこの方向性が合います。
10 Maxも前面アクセスしやすい設計などの説明があり、日々のタンクや紙パックの扱いをラクに寄せています。
ただし、モップ洗浄の仕組みが増えるぶん、設置スペースや運用(タンクの水補充・廃水処理)はj9+より“機械を回している感”が出やすいです。
Rentioなどの実機レビューでも、ステーションの準備手順や設置スペースに触れられています。
価格・発売時期(コスパで迷う人はここを最初に割り切る)
発売日はj9+が2023年、10 Maxが2024年で、単純に10 Maxのほうが新しめです。
公式価格はどちらも20万円前後ですが、実売だとj9+のほうが下がって見える場面が増えやすく、10 Maxは上位モデルらしく高めになりがちです。
ここはシンプルで、「床拭きの後始末まで自動じゃないと多分使わなくなる」なら10 Max、「床拭きは週末だけでOK。
普段は吸引と自動給水が便利なら十分」ならj9+が合いやすいです。
mybestでも、10 Maxは自動洗浄がある一方で“汚れ落ちや乾燥時間”にクセがある旨が書かれていて、万能というより“刺さる人に刺さる”タイプです。
ルンバ j9とルンバ j10の共通点は?
どちらも「掃除機がけ+水拭き」を1台でまとめて任せられる上位クラスで、家の床を“放っておいてもそこそこキレイ”に寄せやすいのが共通の強みです。
- 吸引と水拭きを同じ流れでできる(床掃除の手間が減る)
- 自動ゴミ収集ステーション付き(ゴミ捨て回数が激減)
- アプリで部屋指定・進入禁止・スケジュール管理ができる
- 障害物回避やマッピングで、無駄なぶつかりや迷子が減りやすい
- 水拭きのための給水をステーション側でサポートしてくれる
吸引+水拭きをまとめて任せられる
床掃除って「掃除機→拭き掃除」の2段階になりがちですが、ここが1回で済むのが大きいです。
食べこぼしや皮脂汚れが気になる家でも、毎日“軽くリセット”できるので、週末の大掃除がラクになります。
自動ゴミ収集でゴミ捨てが減る
毎回ダストボックスを触る必要が減るので、ホコリが舞うのが苦手な人ほど快適です。
忙しい平日でも「動かす→終わる」が成立しやすく、使わなくなるリスクが下がります。
アプリ操作で家に合わせて最適化できる
リビングだけ毎日、玄関は週2回、みたいに“家のクセ”に合わせられます。
片付けが間に合わない日は進入禁止にしておけばOKなので、生活がバタついていても運用しやすいです。
ルンバ j10はこんな人におすすめ
- 水拭きまで毎日回したい人(モップのお手入れまで自動寄りなので、「拭いた後が面倒」で止まりにくいです)
- 子どもやペットがいて床がすぐ汚れる家庭(食べこぼし・足跡・毛などを“その日のうちにリセット”しやすくなります)
- キッチンやダイニングのベタつきが気になる人(掃除機がけだけだと残りやすい汚れを、習慣化しやすいです)
- 掃除を“気合い”ではなく“仕組み”で片付けたい人(手を動かす工程が減るほど、継続しやすいです)
- 多少高くても、手間が減るほうが得だと感じる人(時短とストレス減のリターンが大きいタイプです)
- ステーションを置くスペースが確保できる人(タンク管理も含めて、置き場所が整うと快適さが跳ね上がります)
まとめると、ルンバ j10は「水拭きをちゃんと使い続けたい」「モップの後始末までできるだけ任せたい」人ほど満足しやすいモデルです。
ルンバ j9をおすすめする人
- 水拭きは毎日じゃなくてOKな人(普段は吸引メイン、気になる日は水拭き、くらいが合います)
- モップのお手入れは自分でやってもいい人(ここを許容できるなら、価格差ぶん満足度が上がりやすいです)
- できるだけ補充の手間を減らしたい人(自動給水が強みで、給水頻度を抑えたい人に向きます)
- 初期費用を抑えて上位クラスを使いたい人(セールや型落ちで買いやすいタイミングが狙えます)
- ステーションを“家具っぽく”置きたい人(リビングに置くなら、見た目の馴染みやすさも大事です)
- まずは上位機の使い勝手を試したい人(掃除の自動化の効果を体感しやすいです)
同じポイントで比べると、手入れまで全部任せたいならj10、水拭きの後始末は許容して価格や給水のラクさを取りたいならj9が向いています。
まとめると、ルンバ j9は「上位モデルの快適さは欲しいけど、コスパも大事」「水拭きは必要なときだけで十分」という人にちょうどいい選択肢です。
ルンバ j9とルンバ j10の違いを比較まとめ
「ルンバ j9(主にルンバ コンボ j9+)」と「ルンバ j10(主にルンバ コンボ 10 Max)」の違いを比較しました。
2つの主な違いは、だいたいこの5つです。
- モップパッドの自動洗浄・乾燥(j10は対応/j9は自分で手入れ)
- 廃水タンクの有無(j10はあり/j9は基本なし)
- 水拭きの“続けやすさ”(j10は後始末がラク寄り/j9は運用次第)
- ステーションの方向性(j10はタンク運用が増える/j9は給水が強み)
- 価格帯の出方(j10は新しめで高めになりやすい/j9は下がりやすい)
選び方はシンプルです。
- 水拭きをほぼ毎日回して、モップの後始末まで任せたい人はj10が向きます。手を動かす工程が少ないほど、結局いちばんのメリットである「掃除が続く」を取りやすいからです。
- 水拭きは週末中心でもOKで、価格や給水のラクさを重視したい人はj9が向きます。上位クラスの吸引+水拭きを体験しつつ、出費を抑えやすいからです。
最後の判断ポイントは、「モップのお手入れを自分でやるのが嫌かどうか」です。
ここが無理ならj10、許容できるならj9で満足しやすいです。

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